top of page
  • 執筆者の写真幹雄 郷

あるお客様からのメール

更新日:3月21日

『モノラル再生は、経験がありませんが、


ある人が(日本の?)録音も再生も、

高域を持ち上げており、

日本のオペラ歌手の藤原某が、

ツイターは

シャシュセェシォと歌うと怒っていました。


ツイターの軸線上の高域を持ち上げ、

45度が、フラットになる様

ウエスタンもジェンセンも設計されていたと

聞きました。

軸線上の一人以外がフラットな音楽を楽しむのがモノラル再生ですかね?


郷さんオススメのBOSE301(筆者注: 初期型)の設計がツイター45度に設置されていますね。合理的な設計ですね。


モノラル録音、再生の名残りから高域が出過ぎる商品が全てになっているのかな?

高域を絞れば、低域が聞こえる様になりますね。』


にお答えするにあたって、個人的に返答するのはもったいないぁと思い、ここに記します。


先ず、『スピーカーの高域が持ち上がっている・・・』


これは事実だと思います。日本の特にオーディオ最盛期の80s 物ですね。


この当時、

ソニーか何かの大手にお勤めで

海外バイヤー対応?をされていた方が、

ブログでこんな事を書いておられました。

(ページが見つけられず、表現がそのままではありません。当方の表現に拘らず内容を汲み取ってください)


80年代後半で、場所はオーディオショーの時の事のようです。


海外バイヤー

『Mr.X (ブログ主)、

この(新作の)スピーカーは

未完成(プロトタイプ)なのかい?』


ブログ主

『いや、これで量産品だよ』


海外バイヤー

『うーん、このままじゃあ、私の国(バイヤーさんの国)では売れないなぁ・・・

低域が無さ過ぎる』


ブログ主

『日本ではこれで良いんだよ・・・』


正にCDがレコードに取って代わり、

カーボンコーン・ウーファー全盛期の頃の話しだと

記憶しています。


良い音とは何か?で書いた、国や民族の音の好みの違いですね



また、『ツイターの軸線上の高域を持ち上げ、45度が、フラット・・・』

これに関しては、持ち上げる・・・と言うよりも


だら下がりの高域特性を、

スピーカーユニット側で何とかしようとしたら


サブコーン、ダブルコーン、

メタルドームのセンターカバー等で


とってもピーキーになっちゃって、


とても軸上なんかでは聞けやしない・・・

でも斜めから聴くと、ちょうど良い感じ。


※実際、多過ぎる高域も、硬い壁に反射させるとコンサートホールを思わせる良い響になります。


が本音だと思います。


また、音楽の聴き方も

日本人は

真っ直ぐ向き合う

対峙する

を良しとする傾向にありますが、


とある

JAZZミュージシャン(名前を失念)は、

飯を喰いつつ鼻で呼吸する・・・


ベイシーのオヤジさんが驚きを持って書いてはったので、強烈に覚えております。


※先程、日本人は真っ直ぐ向き合う・・・

と書きましたが、

音楽にも真っ直ぐなら、

スピーカーにも真っ直ぐが良い・・・

とお思いの方もいらっしゃるでしょう


でも、これ、

作られた物かも知れません。

確か80s の長岡鉄男氏の文章に


メーカーの者でさえ、スピーカーのツィーター軸上、左右のスピーカーのセンターで聴いた事がない云々


と言うのがありました。


図まで載っており、

スピーカーのウーファー(ボーカル帯域)ではなく、

ツィーターの高さと

リスニングポジションの耳の高さを

あわせろ

とありました。


※当方はこの頃、ブラウン管TVの高周波が聞こえる若かりし年齢だったので、

耳の特性とスピーカーの特性とを鑑みて

この方法は諦めました。



再生音のどこをどの様に重視するかは

人と国、民族によってそれぞれですが、


ゴールは

自分自身が聴いて楽しいか?


だと思う方々への助けになれば幸いです。


原音再生をモットーの方は

親切の押し売り、

正義の押し売りをせず、

ご自身と仲間内で頑張ってください。


人は自分とは違う意見に

不寛容です。

とは脳科学の先生のお言葉でした。


オーディオも

日本の八百万の神の様に

なれば良いのに・・・と切に思うのでした。


追記

この内容が役立ちました!と、お客様からメールをいただきました。


T です。

いつもお世話になっております。


さて、今日の郷様のブログは、

私にとってとても役立ちました。


手持ちの他のSPと比べて高域が出過ぎるKEF105。

もしや?と思い

スコーカーとツィーターが一体のヘッドを

耳の軸線からSPの向きと並行の

外向きにへ振った途端に、

音楽が一体となって聞こえてきました。


とくに変化がないはずの低域が

生き生きとよみがえり、

迫力満点でさらに音量も増したのには驚きました。

多々感謝申し上げます。

---


こちらこそ、お役に立てて何よりです^_^

閲覧数:118回0件のコメント

最新記事

すべて表示

聞き比べの罠

今回はオーディオ機器の聞き比べ、 これの罠について思うところを 書いてみたいと思います。 機材の罠、レコードの罠、評論家の罠 大きく分けて、この3つがあると思います。 当方はヴィンテージ機器を扱っている手間、レコード針の聞き比べ、これで話しをすすめたいと思います。 それでは、巷でよくある、 以下の事をイメージしてみてください。 プレーヤー、フォノイコライザー(プリアンプ)、アンプ、スピーカー、それ

Comments


記事: Blog2_Post
bottom of page