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アンプを修理に出すタイミング

  • 執筆者の写真: 幹雄 郷
    幹雄 郷
  • 7月30日
  • 読了時間: 2分

更新日:8月1日

今回はアンプを修理に出すタイミングのお話しです。

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電源が入らない、音が出ない、左右バランスが崩れた、これらは修理に出すタイミングですね。


特に1980年くらい以前の物で、ガリ(ボリュームやスイッチを操作すると出るノイズ)がひどい物は、セルフクリーニング(操作する事で接点が少しクリーニングされる)は期待出来ません。


※単純に接点復活剤を使うと周辺まで飛び散り違う問題が生じることもあります。


どちらかと言うと、接点やカーボンがすり減って、更に悪化します。


特にMarantz のフェーダー(縦操作、ミキサーについているタイプ)は弱いです。そして交換パーツが無かったりします。お気をつけください。

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プリメインアンプやパワーアンプ、これらの場合。


電源オンして、しばらくすると臭いがする・・・

こんな時は(電解コンデンサ等の絶縁不良により)

抵抗の焼け(過電流)、アイドル電流のズレ、

内部の埃、等々が考えられます。


大きなトラブルに発展し、修理不可能となる前にご依頼ください。


※アンプ特有の匂い・・・真空管アンプや一部のA級アンプを除き、基本的に匂いはありません。

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真空管アンプは真空管を交換出来る、

これが直せる事が多いアドバンテージなのですが、

トランジスタ式パワーアンプはそうは簡単に参りません。


取り外し、付け直しの手間はもちろんですが、

パワートランジスタそのものにペアリングを求める設計も多いのです。


ペアリングを求める・・・製造当時は潤沢にパーツがありますから、沢山の中からペアリングを取ればOKです。

でもそこから30年、40年と経ってしまうとそれは難しい・・・ほぼ不可能となりがちです。


なので、パワーアンプは

臭う・・・、以前より天板が熱い・・・左右の音量差が出て来た、この段階で修理先をお探しください。


海外ビンテージなら、弊社にご相談ください。


また、国産アンプは各々のメーカーを得意とされているショップさんが、ネット検索で見つかると思います。

そこにご依頼ください。


元メーカーの修理者でしたら、一般には知られていない資料や情報をお持ちの事が多いです。

また、パーツも持っておられる可能性が高いです。


結果的に安価で安心のおける修理をしてもらえる事となります。


以上、ご参考となりましたら幸いです。



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