放送局等の送り出し系機器の特徴
スタジオ機材は『真面目』で
『素材のクオリティをそのまま』
を基調としています。
の続きです。
あの音楽性豊かな英国Quad でも
業務用の50Eは
ちょっと畏った(かしこまった)表現。
スチューダーやルボックスもこの系列ですね。
※因みにこの両者の違いは
回路やパーツではなくて
出力モジュールの違い。
アンバランス出力とバランス出力の違いだけ・・・
とその筋のプロから教えてもらいました。
EMTに至っては
アナログもデジタルも
ドイツ人(ゲルマン系)の思う所の
真面目さ
日本とは少し違う真面目さが
チラホラと見受けられます。
これに対して
ライブやホールで活躍する
行け行けドンドン系の最右翼は
昔のアナログ回路のクラウン(アムクロン)でしょうか?
とりあえず電源ONすると、
流れて来る音楽は
『今日も元気ですか〜〜!?』
といつも元気です。
ドライブ能力も半端ないです。
鳴らない、と言われるスピーカーでも
ブリブリ鳴ります(笑)
でもこのアンプには
寂しさ、悲しさ、しんみり等
『哀』の表現はありません。
元気付けてくれる点で
このアンプの右に出る物はあるのか?
とまで思わせてくれます。
R&Bやエレクトリック、ダンス系など
ビートが効いてないと楽しくない
音楽が好きなのに
国産アンプとSPを買っちゃった方
コイツで聴いてみてください。
目から鱗が・・・請け負います。
確かに、コンシューマーにはない
クオリティを持つ物も多いですが
『業務用 = (イコール)ハイクオリティ』
とは限らないんですね。
そこの所を、勘違いしている人が多い様に思います。
ここ近年なら
『ピンケーブルよりキャノンの平衡ケーブルの方が高音質なんでしょ?』
てのがあります。
それってなんだかなぁ〜〜・・・
ピンケーブル(アンバランス伝送)で
10mも引っ張ればノイズが乗って
『エラい目』にあいますが
平衡ケーブル(バランスケーブル)なら
どうってことはありません。
当たり前です。
平衡ケーブルの狙いは
ノイズ対策なのであって
コンシューマー(民生用)の言う
高音質ではありませんから・・・
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