top of page

【良い音とは何か?】その4-2 "アメリカ深掘り編"

  • 執筆者の写真: 幹雄 郷
    幹雄 郷
  • 2023年4月27日
  • 読了時間: 2分

更新日:2023年5月30日

アメリカ物はアメリカ物として一括りにし難く


よく言われる、西と東で違う

 確かにそうですが、


『何系アメリカ人なのか?』にまで、

 想いを馳せる事で、


その機械が出す音質、音像、表現等が

 イメージ出来ると思います。


先程のヴィンテージMcIntoshは、ゴードン・ガウ氏。


ファミリーネームからどうもイギリス系のご様子。


ボーズ博士はインド系。


クレルのダゴスティーニ氏、SUMOのボンジョルノ氏(しかしこれ、本当に本名なのか?)は説明するまでも無くイタリアーノ(でしょう)


ちなみに近年のアンプジラ

 あのBlue Faceの奴です。


試聴した瞬間、

 これイタリア物でしょ!

  って思ってました。


JBL創設のJ.B.Lansing氏、

 これは改名後の名前らしく

  イタリア系の移民ではないか

との説を聞いた事があります。


でもソウル・マランツ、セクエラ、

 マーク・レビンソン、ネルソン・パス、彼等は各々、ベクトルとして少し方向性は違っているのですが、

 車のF1のイメージ ですね。


繊細さと透明さ

 そして馬力感の合致

素晴らしいです。


でもその調整と、

 性能維持は色んな意味で難しい。


マランツを直して来た熟練技術者は

 こうおっしゃってました。


『Marantz model9 は修理完了して、調整してる端からズレていきよる。

そりゃキチンと調整のとれた物はすごい良い音やけどな。

まともに鳴ってるヴィンテージ・マランツの真空管アンプってあるんかなぁ』


これら全て

 さすが多民族国家たる

  アメリカ製と言えるでしょう。

最新記事

すべて表示
聞き比べの罠

今回はオーディオ機器の聞き比べ、 これの罠について思うところを 書いてみたいと思います。 機材の罠、レコードの罠、評論家の罠 大きく分けて、この3つがあると思います。 当方はヴィンテージ機器を扱っている手間、レコード針の聞き比べ、これで話しをすすめたいと思います。...

 
 
 

Comments


記事: Blog2_Post

お問い合わせ、ご相談は1番下にございます。

〒565-0824  大阪府吹田市山田西1-23

  • Instagram
  • YouTube

©2020 by T-Ripple.Go。Wix.com で作成されました。

bottom of page