面白い物が手に入ったのでお見せします。
1009をアメリカで売る為に作られた販売促進用の小冊子?と思われます。
時代は1963年ころ。
※Dual 社は旧西ドイツです。
![](https://static.wixstatic.com/media/b2485e_7aeff06554274d2f97e29b24befe823c~mv2.jpg/v1/fill/w_147,h_196,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/b2485e_7aeff06554274d2f97e29b24befe823c~mv2.jpg)
トップページには
『(世のオーディオ好きは)オートチェンジャーから(音のいい)マニュアルプレーヤーに代わったのに、何を今更オートチェンジャーを薦めるのか?』
みたいな事が書いてあります。
そのまま現在でも通用する文句です、ハイ。
そして開いてみると、左手に
レコードを高く積んでる写真と共に
『オートでプロフェショナルなプレーヤー』と書いてあります。
![](https://static.wixstatic.com/media/b2485e_8f00a6348e5e42eda44dbe52d9f5eabc~mv2.jpg/v1/fill/w_147,h_110,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/b2485e_8f00a6348e5e42eda44dbe52d9f5eabc~mv2.jpg)
そして興味深いのは右手のページ。
![](https://static.wixstatic.com/media/b2485e_8594400c49fd40de91e91009d0c3c600~mv2.jpg/v1/fill/w_147,h_196,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/b2485e_8594400c49fd40de91e91009d0c3c600~mv2.jpg)
DUAL1009 を購入してくれたお客様からの手紙。
それも「以前使ってたターンテーブル(レコードプレーヤー)は何ですか?」との欄に
トーレンスTD124やガラード301・・・なんてのも見えます。
今でも人気のモデルからの買い替えがけっこうありますねぇ。
日本ではほとんど見ないRek o kut 社製からの乗り換え組も多いですね。
この後のモデル 1019 ではアメリカでベスト・バイ3年連続と言う、売れに売れた状況になるのですが・・・
その手前の1009 を
『さあーて、どうやってアメリカ人にうちの製品を売り込もうか?』
的なメーカーの心意気?野心?が満々な小冊子のご紹介でした。
DUAL 豆知識でした。