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業務用の錯覚その2

放送局等の送り出し系機器の特徴 スタジオ機材は『真面目』で 『素材のクオリティをそのまま』 を基調としています。 の続きです。 あの音楽性豊かな英国Quad でも 業務用の50Eは ちょっと畏った(かしこまった)表現。 スチューダーやルボックスもこの系列ですね。...

業務用の錯覚 その1

業務用機器に求められる物は先ず 壊れない、頑丈、 ノイズに強く、大音量が出せる。 これらです。 レコードプレーヤーなら、 多少レコードのソリや傷が有ろうとも 電圧が低かろうとも その他諸条件が悪かろうとも 音が出る、出せる ですね。 そして、 消耗パーツを交換することにより...

【良い音とは何か?】その4-2 "アメリカ深掘り編"

アメリカ物はアメリカ物として一括りにし難く よく言われる、西と東で違う 確かにそうですが、 『何系アメリカ人なのか?』にまで、 想いを馳せる事で、 その機械が出す音質、音像、表現等が イメージ出来ると思います。 先程のヴィンテージMcIntoshは、ゴードン・ガウ氏。...

【良い音とは何か?】その5 "国別の特徴 伊、仏、独"

【イタリア】 再びヨーロッパに戻り、イタリア物に参りましょう。 初期のSonus faberや、フランコ・セルブリン、unison Researchなどのイタリア物は 『ほれ、(私の)俺の唄を聴け!』 「そして共に唱え!』 的な、 スペックなぞ、さて置いて...

【良い音とは何か?】その4 "国別の特徴 USA"

【USA】 次はアメリカン・ヴィンテージに 参りましょう。 トランジスタアンプは1970年半ばまで、 真空管アンプのヴィンテージで、 McIntoshやDynaco、Bogenでは 『JAZZバンドを自宅に』 どれもカブリツキな 立ち位置で音楽に 正対するのではなく...

【良い音とは何か?】その3 "国別の特徴 英国"

オーディオ、国別ナチュラル 日本人の癖と好みはやりましたので 今回は海外編と参りましょう。 これから述べる各国の オーディオに対するイメージは 僕個人が感じた経験であり 異論やイレギュラーな製品は 有るかも知れません。 あしからずご了承下さい。 以下を読んでいただく事で、...

【良い音とは何か?】その2 "日本人のナチュラル"

先ずは日本人のナチュラルから参りましょう。 3つあると考えています。 その1. 日本人のナチュラルはズバリ 『かぶりつきの美学』 高音楽器重視。 音の立ち上がり重視。 OFFマイク録音よりONマイク録音を好む。 理由は、 昔の日本人にとって音楽を聴く場所は、お座敷でした。...

【良い音とは何か?】その1 "国と民族によってナチュラルは異なる"

長年オーディオをやっていて、 常々に思う 『良い音とは何か?』 『良い音がなぜ複数存在するのか?』 この問いに こう考えると良いのではないか? と思う答えが出たので 書いてみたいと思います。 ※以下の文章は昔のオーディオ機器への考察?と感想です。...

生き生きサウンドのコツ

Altec Lansing A7を鳴らす。 コツは、 W数は小さくとも、好みの表現のアンプを合わす事。 と言う訳で、お客様の好みをお聞きしておりましたので、Bogen DB212、12W+12W の真空管アンプを納品して参りました。 そもそものご依頼が...

生き生きサウンドのアンプ達

修理上がりのアンプ達をお聴きください。 先ずはDynacoです。 真空管アンプはもちろん良いのですが、 トランジスタモデルも良い物が多いメーカーです。 そして日本では知名度が高くありません。 なのでお買得なモデルが多い、と言う事です。...

生き生きオーディオ再生

簡単に挑戦出来るのが、 MCカートリッジからの脱却です。 何に変更するのが良いか? と申しますと、 MMカートリッジです。 何を今更、安価で音の悪いMMカートリッジに? とお思いでしょうが、 『我が家のMCカートリッジは ガツンとパンチ力のある再生音がしてるよ』...

生き生きサウンドのアンプ達

Dual のプレーヤーをしっかりと受け止めてくれるアンプのご紹介。 きちんとメンテナンスをして、出来る限り元の音質と表現を失っていないアンプを、今後ラインナップして参ります。 先ずはMcIntosh のプリメインアンプから。...

和室なら10畳、洋間なら12畳までなら

いつもの iPhone での空気録音です。 入り口から出口まで、生き生きサウンドのキャラクターを持つオーディオ機器で揃えると、これくらいのクオリティで音楽を楽しめます。 総額を知ると驚かれることでしょう。 表題の通り和室なら10畳、洋間なら12畳くらいまでなら、この組み合わ...

ハイパワーアンプの罠

今回はハイパワーアンプの罠?です。 こんな条件に当てはまる方、必読?です。 《条件》 ●能率が95dBを超えるような高能率のスピーカーユニットを使っている 又は ●メーカーはJBLや Altec、EV(Electro Voice)...

+α (プラスアルファ)の罠

今回は修理やオーバーホールではなく、オーディオのシステムのお話しです。 今まで色々なお客様からの相談を受けて参りました。 その色々な中から、 「あれ?、これって足し過ぎなんじゃない?」 と感じた、当方の個人的な思いを書かせていただきます。 以下はお客様からの相談です。...

Shure M44シリーズの秘密?

年配の方やご存じの方には当たり前・・・ でも、CD世代やレコード初心者の方々にとって???な、 Shure M44 のカートリッジに付いている数字や記号を説明しましょう。と言った内容の回です。 で写真です。最初期モデルのM44-7です。...

ダイナコ ステレオ35

修理依頼をいただきました、Dynaco stereo 35 です。 アウトプット・トランスが日本のtangoに変わっていますが、仕方ありません。 古いアンプです。何が何でもオリジナルって訳にも参りません。 それとオリジナルと90度向きが違うのも気になります・・・...

どちらがお好き?

修理依頼をいただきましたプリアンプ、Crown IC150A です。 日本では「アムクロン」として有名ですね。 1970年代後半に作られた、このプロユースのプリが活きる音楽は? と言う事で選んだのは CCR でスージーQ...

DUAL1219 & 1229 の弱点?をメタル化

弱点と言うよりも、どうしても壊れ易いパーツ・・・と表現するのが正しいのかも知れません。 そもそも何故こんな機構が考え出されたのか? それはオートチェンジャー特有の悩みに起因します。 ご存知の通りレコードと針先のバーチカル・アングルは15度が良いとされています。 Shure...

ラックスマン L-507の修理依頼をいただきました。

プリもパワーもトラブルをかかえていました。 けっこうな数のトランジスタとコンデンサを交換しました。 ボリュームをはじめロータリーSWや各SWをクリーニングしてあります。 レコード再生もばっちりです。 そしてありがたい事にこのモデルは「tuner」入力にボリュームがついていま...

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